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親指の腱鞘炎や関節痛の患者さん(筋膜リリース)(圧力波ショックマスター)

語学スクールの先生をされてる患者さんです。

親指の付け根の痛みで来られました。日常生活で何かを握る、特に雑巾絞りが痛むそうです。

もともと少し痛みと動かしにくかったようですが、2週間位前に、棒を使ってものを叩き壊さなくてはいけない作業をしたときに、すごく痛くなり、夜間痛もあったそうです。

フィンケルシュタインテストで痛みが出ました。ドケルバン症候群といって、親指を動かす腱が腫れて、それを包む腱鞘の中で狭くなり、腱鞘炎になる症状です。実際に整形外科でもそういう診療をされたそうです。

腱が固くなり、親指の付け根の関節が不安定になり、CM関節症という症状も出ているかもしれません。

しかし、原因はそこだけではなく、体の軸が歪んでいるのではないかと言われて、整体の受診も勧められたそうです。

確かに歪みはありそうなので、お話を聞きしていたらコロナになってから、ウェブレッスンが多くなったそうで、こういう姿勢で5、6時間されていたりするそうです。

肩と手首を内旋して、奥のホワイトボードへ板書して、顔は手前のカメラを向いていたそうです。今は指ほどではないですが、肘や肩も痛むし、上がりにくいそうです。

全身整体で、骨盤と脊柱のズレを戻していき、肩、腕は筋膜の張り付いている所を”剥がす”ことにしました。

そうすると患者さんから、「筋膜の張り付きを”剥がす”というのはどういう事ですか?」と聞かれました。

実際に筋膜を”剥がす”ことはできません。剥がれたらそれは怪我です。上腕筋間中隔という溝の隙間を広げるという意味で言ってしまいました。(水色の線が筋間中隔です)

上腕筋間中隔とは、筋肉の部屋の仕切りみたいなもので、上腕の内側と外側にあります。前側の屈筋と後側の伸筋を仕切っています。この輪切りの位置は上腕真ん中辺りです。

もう一つ大きな役割は、肘から下の、手首や指を動かす筋肉の始まりになっています。曲げる筋肉の起始部は、内側筋間、伸ばす筋肉の起始部は外側筋間中隔から始まるものが多いです。この輪切りは肘の少し下辺りです。

 

この筋間中隔の溝の中に、神経や血管が通っています。捻られたり引っ張られたりすると、それらが圧迫されたり、伸ばされて長さが足りなくて、痛みや血行不良の原因になります。そして、徐々に固くなって固定化してきます。

この患者さんも、親指に1番痛みを感じていたのですが、肘の上下の外側筋間中隔の固くなっているところにショックマスターを打ちました。

最初は痛さで悶絶されてましたが、徐々に痛みが取れ、肩、肘、親指の動きが軽くなったようです。

最近では腱鞘炎や、外側上顆炎、足底筋膜炎などというのは炎症とはいえなくて、筋膜が張り付いて固定化する事が原因ではないかと言われています。

そういう組織の固定化でお悩みの方、再活性化させる、ショックマスターを是非お試しください

 

吉祥寺で親指の腱鞘炎や関節症にお悩みでしたらはたいち整骨院へ。

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