首をひねると痛む患者さん

先日いらっしゃった患者さんは、右向くと首が痛いとおっしゃっていました。それと最近全体的に体が固まって来ている感じがするとおっしゃっていました。

特に原因は無いとの事でしたが、歳のせいか?ゴルフのせいか?とおっしゃっていました。

週一回ずつスポーツジムでの運動と打ちっぱなしゴルフ練習、コースにも出られているそうです。

運動不足ということはなさそうですが、ゴルフのスイングは片側に捻る運動繰り返しますので、それが悪いのかもしれないと言うご自覚がありました。

まずは首、胸郭、腰椎の順で回旋運動をしてもらいました。

この方の筋肉の緊張は、肩甲骨の内側下の方と股関節でした。筋肉で言うと、広背筋から胸腰筋膜を経由して反対側の大臀筋へとつながります。筋膜のつながりで言うと、後斜走スリングとも言います。

この方の動きを変える要の筋肉は大臀筋でした。大臀筋の奥にある股関節が固まっていたことが動きを制限していたと考えられます。

比較すると少しわかりやすいです。

右が施術前で、左が施術後になります。なんとなくですが、施術前は背中全体が面になって無理矢理ひねっているような感じで、首や腰のあたりが窮屈そうです。施術後はそれがなくなり、背骨がしなやかに動いているような感じだと思います。

固まってしまった筋膜をリリースすると動きが変わるので、スポーツのパフォーマンスのにも良いと思います。

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