シンスプリントの患者さん

28 5月 by tanpeinyan@yahoo.co.jp

シンスプリントの患者さん

シンスプリントと診断されている患者さんです。陸上の短距離をされています。日常生活に支障は無いですが、走ると脛の骨の内側が痛む症状に悩まされて、もう長いことになってしまっているそうです。

少しO脚気味で、踵をつけたまましゃがむ、蹲踞の姿勢ができませんでした。ミクリッツ線がずれてると思いました。

1回目の治療では、とにかく痛みの出る脛の骨の内側を触診しながら、ショックマスターを打って痛み取りましょうと言うことになりました。

終わったあとに押した痛みは軽減されたようですが、しゃがみ動作は改善されてはいませんでした。ご本人もまだ効果はわからない感じでした。

シンスプリントとは、何故起こるのか、いろいろな原因が考えられます。奥の方の脛の骨に近いところから始まり、足裏のアーチの底につく、後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋の機能不全が問題となる事が多いようです。

アーチが落ちてしまっている人は、常に後脛骨筋が伸ばされて、働かなくなっていて、骨の付着部を引っ張って痛みが出るパターン。

着地の仕方に問題があり、特に踵の骨がついた時にブレてしまい振動で痛くなるパターン、特にこの患者さんは、陸上競技で、固いトラックをスパイクなどで、特殊なフォームで走ったりするでしょうから、アウターマッスルの腓腹筋やヒラメ筋が張ってきて、内圧が上がって奥にある後脛骨筋を圧迫、疎血などが起こるパターン。

2回目の施術は、ブレを抑えるために踵に、回外、回内誘導テーピングをして、内くるぶしの内側にショックマスターを打ちました。

(赤丸の所にショックマスター、ここでは後脛骨筋は出ていませんが、骨間膜の上にあります)

後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋は、全てここを通って足裏のいろいろなところに着きます。ここでの滑走不全対策です。

3回目は動作分析をして、実際に痛みが再現される動きがわかりました。片足ジャンプで着地した時のようです。

テーピングの効果はいまいちわからなかったようですが、全体的な痛みは減っているそうなので、初回と同じ、脛骨の内側から出力調整しながら深部筋肉を狙って打ちました。

今はお休み中ですが、また練習が再開されるそうなので、セルフストレッチとエクササイズの仕方をお教えしました。

アーチは内側だけでなく、外側にもあります。外側アーチに関与する筋肉は、長腓腹筋、短腓骨筋、小趾外転筋などです。これらは外くるぶしの下から足裏に回り込んでいます。

後脛骨筋と長腓骨筋は、足裏のくっつく場所がほぼ同じで、いわば、両方のくるぶしを滑車のようにして、スリングのように、着地から、蹴り出しまでの歩行動作の中で、アーチをコントロールして、足を内がえし、外がえしして運動の受け渡しをしています。こうしてでこぼこ道なんかも、対応できます。

ですので、外側の筋肉を鍛えることも重要です。

シンスプリント以外でも、アーチが落ちてる人や、外反母趾、内反小趾の方もよかったらお試しください。

武蔵野市吉祥寺 はたいち整骨院ホームページはコチラ