太腿内側が痛む腰痛(3日目)

22 12月 by tanpeinyan@yahoo.co.jp

太腿内側が痛む腰痛(3日目)

少し間が空いてしまいましたが、太腿の内側が痛む腰痛で動けなくなってしまった患者さんの、訪問施術の様子3日目と4日目をまとめて書きます。

先日は、起き上がってお迎えしてくださったのですが、今日はなかなか出てきてくださりませんでした。昨日とは一転、痛みで起き上がる事すら困難になっていました。

動きすぎたとかは無かったですが、今朝トイレで少し長く座っていて、冷えた感じはするとおっしゃってました。痛み止め飲んでいてもあまり効果がないようです。

前回まで診させていただき、筋筋膜性腰痛か、腰椎ヘルニアだと思っていました。神経の通り道の筋肉を緩めるのと、出所の椎間口での圧迫をなくすため、脊柱の湾曲をなるべく真っ直ぐにする治療方針でした。

今日も骨盤はすごく歪んでいました。毎回骨盤の調整はするのですが、戻っています。立っているより座っているのがつらいと仰るのと、安定させるテーピングがあればお願いできますか?とおっしゃられるので、これは骨盤輪不安定症が原因だなと思いました。

座っている時の骨盤は仙骨が起き上がります。垂直に近くなります。そして腸骨は上が開いて下が閉じます。これはカウンターニューテーションと言いまして、仙腸関節の緩みの位置と言われています。安定力は、弱くなります。

普段は仙骨は少し前にお辞儀をしています。腸骨は上が閉じて、下が開きます。この仙骨の位置をニューテーションといいます。仙腸関節での安定力が強くなり、骨盤全体が安定します。

両方必要な機能ですが、固まって切り替えがうまくいかなくなると、腰痛や神経痛の原因にもなります。今回のように開いてしまった状態はお産の後などによくみられる症状です。急性の場合はテーピングで固定するよりも、コルセットなどで締め付けた方が、固定力が上がります。

骨盤を整えてもすぐに崩れてしまうのは、インナーマッスルが弱くなってしまっていることが多いです。骨盤を安定させる筋膜は、お腹や骨盤周りを囲んでいますので、インナーユニットと呼ばれていますが、筋肉で言うと

①横隔膜

②多裂筋

③腹横筋

④骨盤底筋群

このぐるっと黄色で囲った部分です。

これらの筋肉をトレーニングするのには腹式呼吸を使います。

患者さんはすごく重要性を感じていただいて、セルフでやっていただき、やっているとお腹があったまるようだと、コツを掴まれるのも早かったので、4日目に伺ったときには、また起き上がって、動いていらっしゃいました。左側に荷重をかけるのも、楽になってきたとおっしゃっていたので、ひとまず危機的な状況は回避できたので、その日は軽く調整をさしていただき、訪問治療は終了いたしました。

根本の問題としては、骨盤の歪みが出やすい姿勢として、足関節の不具合がまだありそうなので、そこはおつたえしました。

武蔵野市で訪問整体をお探しならはたいち整骨院