骨盤矯正(筋膜リリース)
産後に起こる骨盤由来の痛みのケアとなります。
骨盤の歪みというと仙腸関節や恥骨結合のズレなどがあります。

普段恥骨結合は開かない、仙腸関節は少しだけ動きますが、回転1~4°、併進1~2mmくらいといわれています。


妊娠中の仙腸関節痛は①体重増加②腰椎前弯③ホルモンによる靱帯のゆるみによって弛緩します。そこから派生して背骨もゆがんだりするので痛くなります。
関節弛緩は妊娠の最後3カ月に起こり、第1子より第2子で大きいとされます。
妊娠前から、左右非対称性の仙腸関節を有していると、弛緩してからさらに重度の妊娠中関節痛を患う可能性が統計的に高く、産後にも持続するといわれています。
仙腸関節の適合がよくなる骨同士の位置は、靱帯の張力が増して、安定します。具体的には仙骨が前におじぎして、寛骨が後傾している【ニューテーション姿位】がよいとされています。逆に【カウンターニューテーション姿位】は骨盤の安定性がない状態です。

上の絵のように赤ちゃんが大きくなってくるとカウンターニューテーションに近い状態を強いられます。
さらにインナーマッスルは伸び切っています。①横隔膜②腹横筋③骨盤底筋群④多裂筋は4大重要筋肉でコアユニットと呼ばれています。胸郭と骨盤は骨が環状になっていますが、その間の腹部を安定させるのはこれらの筋肉の力が必要です。腹圧を高めるトレーニングは必須となってきます。
それと骨盤の関節の歪みというのは、何に対して歪んでいるのか?それはとなりあっている股関節と腰椎との位置関係を見ることが重要になってきます。






股関節や腰椎や胸郭との間をつないでいる、アウターマッスルの筋膜が固まっていても、姿勢がよくなりません。その状態でインナーマッスルを鍛えようとしてもなかなか効果は出ないかと思われます。
このコースではこれらの骨盤周囲のアウターマッスルの引張力を整体で適正にしながら、呼吸を使って中から押し返してくるインナーマッスルの力を鍛えるトレーニングも行います。初回は60分のコースで行います。(トレーニング込み)
コツさえ覚えてしまえば簡単にお家でもできると思います。歪みの度合いでご提案するお時間は変わってきますが、目安は5回ほどとお考えください。
45分 | 4,500円 (3,800円) |
60分 | 5,500円 (4,800円) |
延長15分 | 1,500円 |
保険を適用する場合(700円)引きとなります。
施術者(秦一平)(秦真紀子)
