はたいち整骨院 施術日記 セルフケア,はたいち整骨院,吉祥寺接骨院,頭痛 頭を動かすとめまいを起こしてしまう患者さん。

頭を動かすとめまいを起こしてしまう患者さん。

頭を動かしたり、特定の姿勢になったりすると起こる良性発作性頭位性めまいというものがあります。たとえば、急に立ち上がったり、頭を後ろに倒したりすると、起こる可能性が高いです。

このめまいは、耳の奥にバランス感覚を調節する三半規管があり、その中に耳石という、カルシウム結晶がくっついているのですが、通常これらの結晶は特定の部位に存在し、頭の運動をモニターしています。しかし、結晶が剥がれて移動し、通常ではない場所に入り込んだり、過敏に反応することで、めまい症状が引き起こされます。そうなると頭を動かすと、この部分の働きが一時的におかしくなり、めまいが起こるのです。

良性発作性頭位性めまいは、名前の通り「良性」で、「発作性」なので、一時的な症状です。つまり、ずっとめまいが続くわけではありません。通常、数秒から数分間ほど続いて、その後は自然に治まります。

半規管はこの動画でカタツムリの胴体の部分みたいな所です。(かたつむりの甲羅の部分は蝸牛といいます)

めまいの原因となっている剥がれてしまった耳石を外に出してしまうため、半規管の形に沿って体位を変えていくと早く良くなります。

エプリー法と言います。

実際に患者さんに行った動画がこちらになります。自分でもできますが、まずは耳鼻先生に診てもらうと良いと思います。

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