スウェイバック姿勢の歩き方

先日、いらしていただいた患者さんは、特に痛むところはないのですが、首や肩が凝るのでほぐし治療をご希望でいらっしゃいました。

また、当院で月2回行っている(快適歩きの教室)の告知を、ネット予約サイトで見てくださって、ご自分の歩き方も気になるとおっしゃっていました。

教室は、4月の11日と25日におこないますので、詳しい事は実際いらしていただいた時に、実際に歩いていただいて、動画や写真をお取りしてご説明させていただきます。

そしてほぐし治療に入ったところ、すぐにわかったことが2つありました。

1.骨盤が後傾している。

2.ハムストリングス筋が緊張している。

そして全身の筋肉をほぐしていくうちに、強い筋肉(よく使われている)、弱い筋肉(あまり使われていない)の場所から、この患者さんの姿勢はスウェイバックだと思いました。

スウェイバック(後弯平坦型)

上の図の左が正常な姿勢だとすると、スウェイバック姿勢は、骨盤が前につき出ています。

ボクシングで、上半身を後ろに逸してパンチを避ける動作をスウェイといいますが、それに似ています。

上半身の胸椎は大きく後弯して、下半身の骨盤は前に出ているので、間をつないでいる腰椎は本来、すこし反っていた方が良いのですが、まっすぐに伸ばされてしまっています。

さらに、頭を前に出して、足は後ろに引いてバランスをとっています。ですので、太もも裏側のハムストリングス筋が顕著に硬くなっていました。そして膝が伸び切ります。

出典、姿勢の教科書 ナツメ社

以上のことからスウェイバック姿勢は、腰と膝に負担が大きくかかります。

歩くときは、さらに衝撃がそこに大きくかかる可能性が高いです。

ハムストリングスはもちろんのこと、スウェイバックの影響を受けて固くなっている、首や胸の前側の筋肉もしっかりとほぐさせていただきました。

そして実際にどういう歩き方をされているのか(重心の移動)を見せていただきたいと思いました。

筋肉のバランスを整えるもみほぐしなら、吉祥寺はたいち整骨院で

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