座り姿勢による腰痛、肩の痛み

最近仕事でテレワークが多くなり、座ってPC作業しているときに肩に痛みを感じるようになった患者さんです。

原因は昔やっていたスポーツで怪我をしてしまい、左肩は古傷ではあったらしいのですが、現役を退いたら治ると思っていたらしく、これといった治療はされてこなかったようです。

最近は長時間椅子に座っていると、肩だけでなく、背中の張りや、腰痛、首が引っ張られる感じもあるとのこと。

痛みを再現する抵抗運動(一方向からかかる力に逆らって動かす)をしていただくと、腕を前を通って上にあげてもらう、45度開いたところから気を付け!で体側に付ける運動をしてもらう時に抵抗をかけると、肩の前側に痛みが出ました。

まず最初に広背筋に原因がありそうだと思いました。なぜなら、広背筋は骨盤から始まり、背中から脇腹を回り込んで、腕まで続いている大きな筋肉です。

そして広背筋は骨盤を介して、反対側の大殿筋と強くつながります。このつながりは骨盤の安定感を高める、胸腰筋膜の構成要素で、トレーニングの世界でも、ここを鍛えるためのダイアゴナルという運動が有名です。

うつ伏せで寝てもらうと、右大殿筋が張っていたので、左のお尻よりトップの位置が右が高くなっていました。骨盤も歪んでいます。この状態で長時間座っていたので、左の広背筋領域が張ってきたのだなと思いました。

胸腰筋膜とは、背中や側腹部の筋肉を包む筋膜が集まって、腱のように強固になっている部分です。(写真の黄色く囲った部分)体をそらしたり、捻るときなどに腰椎や骨盤の安定性を保ちます。

胸腰筋膜の中でも広背筋はその中でも浅い層にあります。その階層で筋膜的につながっている、僧帽筋とか大胸筋とか三角筋などは肩や首にもまたがっています。この患者さんは僧帽筋がとくに固くなっていました。

患者さんはショックマスターを他の治療院でも受けていらっしゃって、そこでは広背筋の背中部分に打っていたそうです。それでだいぶ改善したらしいですが、出張先で受けてらっしゃったそうなので、根本治療には至らなかったようです。

当院での治療は、広背筋の上腕部付着部にショックマスターを打ちました。同じ筋肉だけど打っている場所が違うのでかなり響いてくるのに驚かれていました。

それと整体では、座位姿勢改善のために関連筋膜のリリースと、広背筋の付着する骨盤と、僧帽筋の付着する肩鎖関節のモビリゼーションを行いました。

また出張に行かれるそうなので、しばらくテレワークは無さそうです。次回まで効果が続くとよいのですが。

座り姿勢による腰痛、肩の痛みにお困りなら、吉祥寺の接骨院、はたいち整骨院へ

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