施術途中でわかった事(整体コース)

今日の患者さんは、右肩の痛みを訴えています。今日まで3回見させていただきました。

今日は足の長さがだいぶ違うので、まずは骨盤を整えます。

歪みの方向に引っ張っている力を3方向に分解して、それとは逆の方向に固定して、深呼吸してもらいます。

上手くいきました。1分もかからずに足の長さは揃いました。

 

ここから全身を緩めていくのですが、深呼吸してもらっている間、吐く時に、右脇腹に向かって力が収束していく感じがありました。

猫背治療は右を中心に行い、小胸筋から前鋸筋、腹斜筋まで緩めて、一番収束されているように見えたお腹の一部分に、トリガーポイントがありました。

後は上腕の二頭筋筋腹にもトリガーポイント。そこを緩めたら肩関節の動き良くなりました。

ここまでは骨格的な歪みから考えた感じです。

左腕は外から挙げてくると、痛みがありました。ずっとたどっていくと、肩、腕、肘、手の外側の筋膜ライン上にずっと痛いところがありました。最終的に親指と人差し指のあいだ、「合谷」というツボに反応あったので、ここでは筋膜ラインが治療ポイントになりました。

このラインに問題があると、腱鞘炎、ゴルフ(テニス)肘、四十肩などになりやすいと言われています。

でもなんで?と思いました。こういった症状はたいてい使いすぎが原因で出てきます。

よくよく聞いたら、左利きだったけど直されたそうで、今でも箸は右でも、包丁などを使うのは左だそうです。

ご本人も右肩の方が辛いので、言わなかったそうですが、左も別の痛みを感じていたようです。

こうして施術しながら、新たな治療ポイントが見つかることもよくあります。

この方は全身整体コース(30分)でした。

はたいち整骨院」ホームページはコチラ

Related Post

シンスプリントのセルフマッサージとストレッチ(動画あり)シンスプリントのセルフマッサージとストレッチ(動画あり)

シンスプリントと診断されている患者さんです。陸上の短距離をされています。日常生活に支障は無いですが、走ると脛の骨の内側が痛む症状に悩まされて、もう長いことになってしまっているそうです。 少し脛が外に倒れてO脚に見えます。 […]