パーソナルトレーナー養成スクールに通い始めました。習ってきた内容を備忘録のように、ブログに記していこうと思います。
第1回目は筋生理学についてです。運動する時は、栄養素からエネルギーを作り出して筋肉が収縮します。
筋トレやダッシュ、ジャンプなど、短い時間で激しい運動は主に筋肉の中のクレアチニンが使われます。こういった運動は、無酸素でエネルギーを作り出すので、持っても7秒ぐらいだと言われています。この時は白筋が使われます。
もう少し激しい運動、400メートル走とか100メートル競泳、ボクシングやレスリングなどは、おもにミトコンドリアが糖質を分解して使います。時間にすると30秒から3分位の運動です。この時は、白筋やピンク筋が使われます。
軽く汗ばむ位、おしゃべりしながらできるようなジョギングやサイクリングなどの有酸素運動は、空気を取り込んでおもに脂肪を分解して使います。疲れずにいつまでもできる運動で、この時は赤筋が使われます。(マグロの赤身)
ダイエットの目標は、いかに脂肪を燃焼させるかだと思いますが、それにはコツがあります。画像にしましたのでご覧ください。
効率を考えて、このように先に強度の高い運動をして、その後に有酸素運動を行っても良いのですが、有酸素運動を20分位やり続けても、脂肪は燃焼します。
最初の20分は主に糖質が使われて、20分以降は脂肪が燃焼し始めます。ウォーキングやジョギングは20分以上行ったほうが良いでしょう。
トレーニング情報はInstagramにも投稿しておりますのでそちらもご覧ください。
Instagramのアカウントはpe-1_1030です。
パーソナルトレーナーへの道・第2回、有酸素運動について
アウトプット用にInstagramに投稿しましたが、書ききれなかったことや載せられなかった画像があったので、こちらに書かせていただきます。
脂肪分解するホルモンは、運動だけではなく体内の温度が上がる、ストレスを感じる時にも分泌されます。
遊離脂肪酸(FTA)がエネルギー消費に使われなかった場合に中性脂肪に戻ってしまいます。グリセロールのほうは再合成されてホルモンの原料になったりもします。
HIITトレーニングは、その場でもも上げダッシュなどでも行えます。最大心拍数の80から90%と言うのは、ゼロトゥーピーク法という簡単な計算式があります。
(220 −年齢) × 0. 8(0.9)
時間短縮にはなりますが、かなりきついので、他の方法としては、朝起きてご飯を食べる前に20分くらい歩くと言うのもオススメです。
12月2日
パーソナルトレーナー養成スクール卒業しました!
先月、某スポーツクラブで受けていたパーソナルトレーナースクールを卒業しました。3カ月間、座学と実技を約110時間みっちり教わってきました。
今後、治療院以外でも近隣のスポーツジムでパーソナルトレーナーとして週一回位働くつもりです。ダイエットやボディーメイクなどされたい方にご指導できる機会があるのは楽しみです。
しかし本来の目的は、慢性的な痛みのある方に対する運動指導のために習いました。
治療院で診させていただく患者さんには、その方に合った運動強度の専用メニューを組み立てます。
回復のお役に立てるようがんばります!
12月2日
健康づくりのための身体活動.運動ガイド2023
11月27日に厚生労働省から、今後国民が取り組むべき健康づくりのための運動指針が発せられました。約10年ぶりに改定されたそうです。
WHOは、全世界における死亡に対する危険因子として、高血圧、喫煙、高血糖に次いで運動不足を大要因に位置づけています。日本では喫煙、高血圧に次いで、感染性疾患による死亡に対する3番目の危険因子とされています。
身体活動が不足しているために、日本で年間52,500人もの方々が亡くなった−。ショッキングな研究結果(下のグラフ)が報告されています。
運動の重要性が、きたるべく高齢化社会に向けて、増してきています。だれでもなるべく長生きしたいし、健康で薬や病院のお世話にはなりたくないものですよね?
しかし、どんな運動をすればいいのか、どのくらいやればいいのかが難しいところです。
メッツと言う単位のようなものを使って、運動の強度を表しています。1メッツというのが座って何もしていない状態。座って仕事をしているのは1.5メッツ。歩行は3メッツとなっています。
メッツ表を見ると、様々な運動の強度が分かります。運動以外の日常生活でもメッツは用いられます。
そして、1日に何メッツを行うと良いのかというのも示されています。
まずは簡単に取り組めることとして歩行が推奨されています。プラス筋トレと言うのはなかなか難しいので、生活活動のメッツ表を参考にして、できることをやって行きましょう。
しかし、痛みがあると歩行もままなりません。当院では歩行を改善する取り組みをしています。靴とインソールを使って、様々な下肢障害をなくせるように努力しています。
気になる方は、ぜひお試しください!